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下僕がしているおキャット様への季節ごとの「猫ケア」

ゆあ

人間が季節によって暮らし方を変えていくように、猫にも四季折々の工夫が必要。「ずっと健康でいてね」の気持ちを込め、私たち下僕はどんな配慮ができるのか…。そう考えた結果、たどり着いた季節ごとのサポート法をご紹介します👩

【季節:春】温度管理と「たくさん遊ぶ」を徹底!


ゆあ

あったかくなってくると気になるのが、抜け毛。猫の換毛期は3月頃だと言われているので、その頃になるとコロコロを大量買いする飼い主さんもいるのでは?

抜け毛対策について

でも、室内飼いの猫さんは温度の変化が激しくない環境にいるので、実は換毛期はあまり関係なく、年中抜け毛対策が必要です。(って、前に本で見ました)

なので、コロコロ片手にコーロコロは換毛期の3月頃や11月頃だけでなく、通年でちゃんとしていくことが大切。我が家では集じん機能がある空気清浄機を、365日かけています。

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コスパよく抜け毛対策したい方には、「パクパクローラ」もおすすめです。

室温管理

さて、我が家で春、特に気にかけているのは室温管理とたくさん遊ぶこと。春は昼間と朝晩の温度に大きな差が出ることもあるので、平熱35度&冷え性の自分が「今日は寒くてやっとれん」と感じた時は暖房を入れたり、猫用こたつを付けたりします。

よく遊ぶ!

あと、春は日照時間が長くなって発情が誘発されるからか、いつも以上におキャット様たちがドタバタするなあと感じるので、遊ぶ時間を増やし、メンタル的に満たされるよう配慮しています。

ちなみに、猫は遊ぶ時間を長くするより、回数を増やしたほうが満足度が高いという情報を書籍で見たことがあるので、それを意識。走り回らせるより、ジャンプさせるとエネルギーが消費されやすいので満足感が高くなるなと思い、ぴょんぴょん飛んでもらっています。

ゆあ

(こうして誕生する2足立ち写真…)

【季節:夏】熱中症対策と水分補給に勤しむ!


ゆあ

夏、とにかく気を配っているのが熱中症対策。

エアコンについて

それほど暑くないなって時でも、室温はめっちゃ高くなっていることがあるので、惜しまずエアコンをオン。ジジは風が当たると嫌がるので、風向きはキャットウォークに登っても当たらないよう、中間くらいにしています。

ちなみに扇風機は猫にとって熱中症対策にならない&爪を引っかけて怪我をしてしまう恐れがあるので、使用していません。ジェルが中に入っているクールマットも万が一噛んだ時にジェルを誤食してしまうかも…と思うので使っていません。

MEMO
よく、ネットで理想的な夏のエアコン温度は28度前後といわれていますが、最近は猛暑であり、うちは暑い地域なので26度くらいにしています。個人的には、住んでいる地域によって外気温には差があるので、28度という数値はあくまでも目安にして考えたほうがいいかなと思っています。

身体が冷えてしまう可能性も考えて…

そして、体が冷えたら暖まれるよう、吹き抜けから行ける2階の猫部屋には毛布を用意。

みんな、ケージの上で眠るのが好きなので上に置いています。この部屋は猫が自分で温度調節したい時に使用してほしいから、エアコンなどの設備はあえて取り付けていません。

あとは、猫用おやつ「ちゅ~る」をいつもよりも多めにあげたり、ウェットフードをドライフードにトッピングしたりして脱水しないように気を配っています。

ゆあ

夏はおいしいものが、たくさんもらえる季節…。おキャット様たちの中では、もしかしたらそんな認識になっているかも。

【季節:秋】肥満予防とぽかぽか対策


ゆあ

食欲の秋は、飯がうまい。だからこそ、肥満対策を行うべく、運動量を増やし、食事管理を徹底。

肥満予防

猫のダイエットは運動ではなく、食事管理のほうが効果ありだといわれているので、この時期にはフードを肥満対策用のものに変更することも。

ぽかぽか対策

あとは、リビングにブランケットや毛布などを用意。朝晩、寒くなった時に暖まれるようにしています。

ちなみにコタは分離不安症の傾向があってハゲてしまうことがあるため、あまりにも寂しがる時は私のもふもふのパジャマを置いておくこともあります。

MEMO
分離不安症とは、飼い主さんの姿が見えなくなると激しく鳴き叫んだり、自分の被毛を噛みちぎったりしてしまうメンタル的な病気です。

【季節:冬】「ちゅーる」で飲水量を増やす!

飲水量の管理

寒いとどうしても飲水量が減ってしまうので、冬は猫用おやつ「ちゅーる」やウェットフードを活用して、より水分が摂れるようにサポート。うんちの状態を見ながら、あげすぎないようにしています。

MEMO
健康なうんちはミルクチョコレート色で、指で押したときに軽くへこむ程度だといわれています。

室温管理

あとは暖房をかけて、室内をぽかぽかに。雪が降るなど寒い日には猫用こたつを付けますが、人間用のこたつにも入ってくるので、「弱」で使うよう、できる限り意識しています。

空気が乾燥するとウイルス感染症にかかりやすくなるから加湿器を使ったり、濡らしたタオルを吊るしたりして湿度を50~60%に保ってもいます。

それと、以前、レオが11月頃から肉球がカサカサになり、「形質細胞性皮膚炎」と診断されて手術を行ったことがあったので、この時期には再発などないか肉球をこまめにチェック。

ゆあ

早期発見できるように、努めています。

猫種や年齢に応じた特別なケアも必要


ゆあ

ここからは雑学となるので、読んでもいいよって方はお付き合いくださいませ。

猫は犬みたいに「犬種」ではなく「猫」と括られて考えられやすいですが、「この猫種だから、このケアが必要!」っていうこともあります。

猫種ごとのケア

【猫種】スフィンクス


例えば、スフィンクス。

桃の表面に生えているような産毛みたいな被毛しか持たないスフィンクスは一般的な猫よりも寒さに弱いので、冬は嫌がらなければ洋服を着せたり、暖房器具などを使ったりして、より温かい環境にできるよう、意識していくことが大切。(特に子猫期は配慮したいものです)

また、スフィンクスは皮脂分泌が多い猫種。夏場はいつもよりシャンプーをマメに。皮脂が溜まりやすいシワの間は蒸しタオルなどで綺麗にしてあげるのもおすすめです。

【猫種】スコティッシュフォールド


折れ耳のスコティッシュフォールドには耳の通気性があまりよくないという特徴が。

夏は特にイヤークリーナーや耳ケア用のウェットティッシュなどを使って、いつも以上に清潔にしてあげましょう。

MEMO
純血種は品種としての特徴が健康に大きく影響することも多いもの。一緒に暮らしている方は一度、図鑑などを開いて、愛猫がどんな特徴を持つ猫なのかを知ってみると、できるお世話の幅が広がります。

【猫種ごとの理解を!】おすすめの図鑑はこちらの記事に👩

【猫ライターのおすすめ】猫をより理解できるようになる猫本5選

その際は特徴だけでなく、どんな育種をされてきたかも理解すると、「この猫種の血が混じっているから、目やにケアを気を付けたほうがいいな」など、これまでとは違った視点から愛猫のためにできることに気づけもするかもしれません。

年齢ごとのケア

あと、猫種だけでなく、年齢によっても季節ごとに必要なお世話には違いがあると思います。子猫や老猫さんの場合は免疫力が低いので、気温差が激しい春・秋は室温管理をより徹底していくとよいかなと。

老猫さんは身体機能が衰えて水飲み場まで行きにくくもなるので、ササミのゆで汁などを傍に持って行って飲ませたりと、飼い主さんが工夫していくこともよいと思います。

MEMO
一緒に四季の移ろいを楽しむためには、季節ごとに必要なケアをしていくことが大切。健康は1日にしてならずです。

ゆあ

ジジ、コタ、レオ!今年1年も元気で駆け抜けるよ!
げぼく、うるさいよお

おキャット様達

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