ゆあ
そんな爪とぎへの貢ぎ経験を活かし、今回は今までに使った爪とぎのメリットとデメリットを私なりにお伝えしてみようかなと。愛猫が使ってくれやすい爪とぎの選び方や爪とぎを使ってくれなかった時の対処法も解説してみました。
目次
まず見極めよう!うちの子は「立ちとぎ派」or「座りとぎ派」?
ゆあ
- 壁や柱で立ちながら爪を研ぐのが好きな子は「立ちとぎ派」
- 対して、ダンボールの底などをガリガリするのが好きな子は「座りとぎ派」
これを踏まえ、「立ちとぎ派」の子にはポールタイプや壁に取り付ける爪とぎを、「座りとぎ派」の場合はベッドにもなる平たい爪とぎを用意すると、使ってくれやすくなります。
ちなみに我が家は…
ちなみに我が家はジジとレオが座りとぎ派で、コタが立ちとぎ派。
そのため、異なる特徴の爪とぎを複数個用意しています。
実際に使ってきた爪とぎをレビュー
ゆあ
- ①ミューの「ガリガリサークル」は子猫にオススメ
- ②あと一歩なミューの「ガリガリウォール」
- ③段ボール派も喜びやすいマルカンの「ツメとぎタワー」
- ④とにかくコスパがいい「ネコの爪とぎスリム」
- ⑤貫禄ある1枚が撮れた「ファニーキャッツ ネコナベ」
- ⑥ジジがとろけた「カリカリーナ」
- ⑦多頭飼いに最適な「クラフト工房クレアル」の爪とぎ
①ミューの「ガリガリサークル」は子猫にオススメ
ゆあ
うちでは爪とぎというよりは、ベッドとして使われていることが多かったです。1匹しか使えないので、コタが悔しがって側面を噛んではがしていました(笑)
ただ、子猫など小さい子にとっては、使いやすい商品だと思います。コスパもいいので、手が出しやすいはず。
②あと一歩なミューの「ガリガリウォール」
ゆあ
組み立ても簡単でしたが、カッチリはまらない部分がありました。(私が不器用だからかもしれませんが…)
あと、使っているうちに動いていってしまうので、耐震シールなどでの固定は必須。研ぎ心地はよいようで、コタが大はしゃぎで使っていたのですが、使用しているうちに下部の横部分が破れていってしまったので、もう少し耐久性があると嬉しいなと感じました。
③段ボール派も喜びやすいマルカンの「ツメとぎタワー」
ゆあ
こちらはボロボロになったら支柱が交換できるのが嬉しいポイント。コスパがよい点もありがたいです!
一点、惜しいなと思ったのは使用中に動いてしまうこと。固定は必須です。あと、誤飲の可能性があるので、我が家ではネズミのおもちゃは最初から取って使用していました。
④とにかくコスパがいい「ネコの爪とぎスリム」
ゆあ
レオがこの上で、よく眠っていました。もしかしたら、「狭いベッド」と認識されていたのかもしれません。
⑤貫禄ある1枚が撮れた「ファニーキャッツ ネコナベ」
ゆあ
段ボールのように研ぎカスが出ないので、ベッドとして使用してもおキャット様の体にゴミが付きません。台座は木製なのでしっかりしており、ボウルの部分はクルクルと回ります。
レオは足を組みながらくつろぎ、よく日光浴をしていました(笑)
中より側面で爪をとぐことが多く、時間が経つと紐が取れてきたりしましたが、思ったより長持ちしてくれました。5,000円近くしましたが、インテリア性もよく私も好きでした。
⑥ジジがとろけた「カリカリーナ」
ゆあ
しかし、残念ながら我が家では使い古す前にコタがおしっこをしてしまい(!)、もったいない結果に。もう少し使い続けてみたかった…。見た目もかわいいし、個人的に推しです。
⑦多頭飼いに最適な「クラフト工房クレアル」の爪とぎ
ゆあ
我が家では、これまでに下記4のタイプを購入しました。
特に1~2番目のものは置き方によって、立ちとぎ派と座りとぎ派の両方の気持ちを満たせるので好きだなあと。
古くからのファンですが、最近では写真を撮るのが楽しくなるようなものもたくさん販売されているのでワクワクしています!
猫が爪とぎを使ってくれない時の対処法
ゆあ
①おキャット様の手を持って、購入した爪とぎに軽くガリガリ
せっかく購入したのに、おキャット様が爪とぎを使ってくれなくて悲しい…。そんな時は捨てる前に、試してほしいことがあります。それは、おキャット様の手を持って、購入した爪とぎに軽くガリガリしてみること。爪は出さなくてOK。肉球を優しくこすりつける感じです。
これは、肉球に「アポクリン腺」があるため。ここから自分のにおいをだしているので、こうすると爪とぎにマーキングがされ、使用してくれやすくなります。
②またたびを振りかけてみる
あとは、またたびを振りかけてみるのもおすすめ。爪とぎについているものを使用してもいいですが、虫癭果の純末のものを選ぶとより効果的。
(※ただし、またたびは子猫には効果がなく、体が成熟した生後半年~1歳頃から与えるのがよいと言われています)
③愛猫が好む材質を知る
また、愛猫が好む材質を知ることも大切。段ボール製が最も好まれやすいですが、麻縄や木材などのほうを好む子もいるので、愛猫が一番研ぎやすいと感じる材質を見つけてみてください。
最近ではレーザーでの抜爪手術も出てきていますが、そもそも爪とぎは猫にとって本能的な行動。研がせない対策ではなく、研いでもいい工夫をして家具やおうちを守っていきましょう。