家の中でだらーんとへそ天をしてくれる愛猫を見かけると、「心を許してくれているんだな」と嬉しくなるもの。そんな幸せいっぱいな猫たちの姿をたっぷり見られるのが、『へそ天にゃんこ』(すむぞう/三笠書房)。
全国各地から寄せられたへそ天姿を多数収録した本作は、大きな話題を呼びました。
そんな大人気フォトブックの第2弾が2021年2月19日(金)に発刊!
ゆあ
猫好き待望の新作!『へそ天にゃんこ2』の内容とは
すむぞうさんは書籍の刊行だけでなく、全国各地で写真パネル展「へそ天にゃんこ展」も行い、へそ天の魅力を広めてきました。
企画誕生のきっかけは「世の中で暮らすペットたちは、どんな姿でへそ天しているんだろう…」という疑問を抱いたこと。飼い主さんの協力を得つつ、生み出された『へそ天にゃんこ』は大切な人へのプレゼントとして選ばれることも多く、すむぞうさんのもとには「とても癒やされた」「猫話で話が弾んだ」という嬉しい声も多数寄せられています。
シリーズ第2作目となる『へそ天にゃんこ2』(すむぞう/三笠書房)は、かわいさ&癒やし効果がダイニャマイト級にパワーアップ。
愛猫に対する飼い主さんの想いが知れるのはもちろん、「#いろんな場所でへそ天にゃんこ」や「#へそ天のび選手権」などの企画ページを通し、より1匹1匹の個性を堪能できるフォトブックになっています。
すむぞう
「へそ天にゃんこ」シリーズは“かわいい”に目が向けられやすいものですが、実は問題提起本でもあります。これでもかというほど無防備にだらける猫の中には命を失いかけた子も少なくないからこそ、すむぞうさんは殺処分などの社会問題や人間とペットとの関係性などについて考えるきっかけにもなれば…と思っています。
すむぞう
なお、今作にはすむぞうさんのへそ天に対する想いや、去年のクリスマスに贈られた思い出の猫型付箋の写真も掲載。
すむぞう
幸せの輪を広げている「へそ天にゃんこ」シリーズは、辛い日に効く心のサプリにもなってくれます。
かわいいだけじゃない「へそ天」の魅力
これまでに数万匹のへそ天姿を目にしてきたすむぞうさんは、自由気ままに暮らす中でその子らしい個性豊かな世界が生み出されているところにへそ天写真の魅力はあると感じています。
すむぞう
どの写真からも飼い主さんの愛情を強く感じるため、時には勝手に関係性を想像してしまうことも。写真を通して伝わってくる、その子ならではの生活感をユニークに思い、何度も見ているうちに強い愛着を抱いてしまうこともあるのだとか。
そんなすむぞうさんは様々な施設に書籍を贈り、人の心を癒してもきました。例えば、コロナ禍で苦しむ医療機関に『へそ天にゃんこ』を献本した際には猫好きな看護士さんが大喜びしてくれ、嬉しく思ったそう。
すむぞう
そうした姿を目にしたすむぞうさんは、自身が製作した書籍が“にゃんこセラピー”となっていることに胸が熱くなると共に、人とペットとの絆は永遠だと再確認しました。
多くの人の心に染みる『へそ天にゃんこ』は今後、翻訳出版される予定。すむぞうさんは日本発の「HESOTEN」を安心・安全・平和への象徴として世界に発信したいと意欲を燃やしつつ、コロナ禍という目に見えない恐怖と闘う人々に少しでも癒やしを届けたいと願ってもいます。
すむぞう
また、今春からはとあるウェブメディアにて、日本中で暮らす「へそ天にゃんこ」「へそ天わんこ」たちを配信予定。
すむぞう
「書き手よし」「読み手よし」「世間よし」の三方よしを意識しているすむぞうさんはへそ天写真を通し、誰かを癒やすことは自分が癒やされることにも繋がるのだとも学んだそう。そんなへそ天愛がどんな新企画を生み出してくれるのか、「へそ天にゃんこ」シリーズを読みながら待ちわびたいものです。